おまけにジャック・シラク前大統領もオランドに票を投じると側近が話したことが報じられている、シラクはサルコジと同じ右派UMPなのにね。もっとも二人の仲は長年険悪なもので、昨年シラクが出した回顧録でサルコジを「短気で(irritable)、軽はずみで(rash)、自信過剰で(overconfident)、特に自身に関することに疑いを挟むことを許さない」とこき下ろしている。
「もっと働きもっと稼ごう」のスローガンを掲げて大統領になったものの、経済は他の欧州諸国同様によろしくなく、前回2007年にアピールした労働者層は離れてしまっている。移民や外交で右派に擦り寄ることで巻き返してリードを縮めたがまだまだ遠く及ばない。
昨年11月あたりからtwitterで繰り返しと再選の芽はあまりないと踏んでいたが(下はその数例)、期待通りに運んでいるようで何よりだ。
我らのベルルスコーニも遂に舞台を去る、次のG8は寂しくなる。サルコジも来年後を追うやもしれぬ。
https://twitter.com/#!/DaichiNotGaea/status/134067568607629313
ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャで既に首脳交代、Sのスペインも今度の選挙で政権交代。来年はサルコジもバイバイになりそうと、欧州のdebt endドミノぱねぇ。
https://twitter.com/#!/DaichiNotGaea/status/134525095413686272
来年サルコジが落選したときの英メディアの反応が楽しみでならない。全力でm9(^Д^)プギャーするだろう。
https://twitter.com/#!/DaichiNotGaea/status/145841331829350400
2月17日に英仏防衛協力についてキャメロンと会談した時にBBCの特派員は「サルコジがキャメロンに会うのはこれで最後になるだろう」とコメント。ただでさえ英国は大陸欧州を見下しているが、Merkozyとか呼ばれちゃってドイツと枢軸組んで鼻息あらくブリテンに突っかかってきた身の程知らずな小男には相当うんざりしていたのだろう。
Financial Timesなどはサルコジの逆批判に'Yeah well, we don't like you either, Sarko'とブログで返している。彼は選挙キャンペーンの中でアングロ・サクソンモデルに厳しい批判を浴びせた、大統領になった時はそのアングロ・サクソン流の経済にすると訴えていたのに。彼は記憶力はあまり良くないようだね。
さよならサルコジ、ぐっばいサルコジ。落選翌日の英国面の新聞を読むのが今から楽しみだよ、私は。
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