「これは一歩(a step)以上だ。これは海軍航空隊の未来への一跨ぎ(a stride)だ」(Ted Branch大西洋海軍航空隊司令官)
「今日は海軍にとって記念すべき日だ」(Mathias Winter海軍プログラムエグゼクティブオフィサー)
5月14日に米海軍は開発中の無人機「X-47B」がヴァージニアの約160km沖で空母ジョージ・H・W・ブッシュ甲板から発進飛行テストに成功したと発表しました。(Defence News、動画有り)
開発中の同機はF-35の2倍の航続距離を有し、将来はステルス性能と攻撃能力を持つものと見られています。
ノースロップ・グラマン社が海軍の無人戦闘航空システム(UCAS)のために開発した試作機は2機あり、今後は陸上での着陸試験を繰り返した後に夏に空母への着艦試験を行なうとのこと。
無人空母艦載機の試験飛行は今年中に終了し、来年以降は攻撃任務に従事するためのオペレーショナルな空母艦載機を開発する、無人空母発進航空偵察打撃システム(UCLASS)と統合されることになる予定です。
未来の戦争はテクノロジーの進化によってますます無人化が進められていくのでしょう。その方向に着実に向かっていることを再確認させてくれます。X-47B開発の今後に注目ですね。
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